なんかしんどいなぁ・・・ やるきでないなぁ・・・
そんなこと思うことありませんか。
結構あると思います。
でもたいがい知らんまに回復して、また元気に子供と格闘してる。
今日は、はよ寝よ!これで解決することも多いですよね。
でも、最近続くなあ・・・なんてこともあるかもしれません。
実は「なんかしんどい」の原因は多すぎるぐらいにあります。
肝臓の病気、腎臓の病気、血液の病気、甲状腺の病気、精神の病気などなど。
それ以外に、女性ホルモンの影響でそういう症状がおきることもあります。
子育て中のママの女性ホルモン環境
子育て中のママの女性ホルモン環境は大きく変化していきます。
女性ホルモンが出たり止まったり大忙しです。
その、女性ホルモンの変動がココロやカラダに影響を与えます。
それと並行して、結婚、出産、子育て、仕事、さらには親の介護などなど、いろいろなことが次から次へと起こります。
体の変化と社会的な変化が重なり合って「なんかしんどい」になってもさほど驚きません。
やっぱりママは大変です。
ほんというとパパも大変なんですけどね。笑
生理前のしんどさ
なかでも生理前になると調子が悪くなり、生理が始まるとともに軽快する場合、月経前症候群(Premenstrual syndrome PMS)という疾患が考えられます。その頻度は全女性の50-80%という報告もあるぐらいで、かなりの方が多かれ少なかれ経験することでもあります。
症状も200から300あるともいわれます。その中で治療を希望される、あるいは治療が必要となる方は3-7%程度といわれています。
この疾患は、排卵後から生理が始まるまで分泌される黄体ホルモンが直接的に、間接的に関与していると考えられていますが、まだはっきりその原因が解明されたわけではありません。
でも、その黄体ホルモンを薬でコントロールすることによって、ココロやカラダへの影響を減らすことができます。また、漢方薬もその助けになりますし有酸素運動なども効果的です。
子どもと楽しく向き合って
今まで、女性にとって「そんなもん」と思われていることはたくさんあります。
「がまんするしかない」と本人も周りの人も思っていることもたくさんあります。
生理痛しかり、更年期しかり。
この月経前症候群もそのひとつです。
我慢強いことも日本人の美徳ですが、治療することによって、いらいらせず、より前向きに楽しく子供と向き合うことができるようになります。
内科で「異常ありませんね」と言われたり、よく考えると生理前にひどいかな、と感じられる場合は、ぜひ一度当院にご相談ください。